■【時事】 コースター事故
連休中に起きた痛ましい事故。
(株)エキスポランド社の姿勢に憤りを感じる。
「"加工"に問題のあった可能性。」 「解体検査は義務ではない。」 「法令違反は無く、検査したとしても事故を防げたかは分からない。」
営業部長の言葉の言わんとするところは「私たちの責任じゃないよ!」ということですね。
破断した車軸に関して、 「探傷検査が義務付けられていることを知らず、認識が甘かった」 「今回の事故で折れた車軸は、周囲の五つの車輪をまとめて車体と接続する『棒』に過ぎない。JISで定められた『車軸』とは違う」(毎日新聞記事より)
認識が甘かった・・・過去形ですか?
折れた"車軸"と同じ「棒」はJISで定められている「車軸」ではないから、今後も検査をする事はないと受け取って良いのですね?
耐用年数の明記が無いから15年も交換しない。 連休で忙しくなるので検査は後回し。 新アトラクションの導入と時期が重なったので、解体検査はやれなかったけれどやったことにしておく。
何も今回の事故のことだけではない。 責任を問われる事を回避する風潮が目立つ現代社会。
国・企業・個人・公務員。 ありとあらゆるものが責任回避を第一に考えている。
閣僚にさまざまな問題を抱える首相のいうところの、「美しい国」。
前首相の推し進めた「自己責任」。
時代はいよいよ弱肉強食となってきました。
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